2023年6月8日に発売されたGARMINの[EPIX PRO]と[FÉNIX 7X PRO]、2つのスマートウォッチをご紹介します。
僕は2022年にスマホのメイン端末をiPhoneからPixelへ移行し、Apple Watchが使えなくなりました。そこで色々とスマートウォッチを探していたところ、GARMINの[EPIX PRO]と[FÉNIX 7X PRO]がいまの自分にとっては「最強」と呼べる仕上がりだったので詳しくレビューしていきます!
今回紹介する2つのウォッチの主な特徴は全部で3つ。①超ロングバッテリー、②Suicaも使えて ③なんといってもイケメンすぎるとこ。アクティブシーン、ビジネスシーン、そしてプライベートと、どんなシーンでも活躍するスマートウォッチが[EPIX PRO]と[FÉNIX 7X PRO]です。
大学まで陸上競技部(長距離種目)だったので、アスリート目線のレビューも織り交ぜつつ、デザイン・機能面の2つに分けてお届けしていきたいと思います。
GARMINの企業概要
GARMINは1989年にアメリカで設立された最先端GPSナビゲーション製品などを手掛ける企業です。航空業界、自動車業界のBtoB事業で成長し、その後BtoC事業もスタート。
今では数多くのスマートウォッチを販売しています。
[EPIX PRO]の製品概要
まず一つ目、[EPIX PRO]の紹介です。
✔︎ 洗練されたアーバンGPS Watch
✔︎ オン / オフどちらも決まるスマートデザイン
✔︎ 視認性の高いAMOLEDディスプレイ搭載でタッチスクリーンにも対応
✔︎ 31日間駆動の超ロングバッテリー(スマートウォッチモード/51mmモデルの場合)
✔︎ 第5世代の光学式心拍計搭載
✔︎ 60種類以上のスポーツアクティビティ
スペックはご覧のとおりです。
先代は47mmのみでしたが、今回は42mmと51mmも一緒に発売されました。
表の左3つはシリコン、一番右がレザーバンドが付属し、バンドの種類で価格が変わってきます。
[EPIX PRO]の進化ポイント
✔︎ 心拍計が第 5 世代へ
センサーが 6 個へ増加し配置も変更されたことで検知エラーを低減。幅広いジャンルのアスリートと数千時間にわたるテストを実施しているそうで、より過酷な環境下での激しいスポーツにおいても高精度な計測を実現しています。
✔︎ フラッシュライト
時計の左側上のボタンを2回連打するとライトがつき、再度2回連打すると消えます。(ショートカットキーの割り振りは設定から変更も可能)
これは夜の車の中など暗い場所での探し物や、災害時に停電が発生してしまっても、めちゃくちゃ心強い便利機能です。
ユーザーが非常に多いスマートウォッチの代表としてApple Watchを例に挙げると、サイドボタンを1回押してコントロールセンターを開いた後に、ライトのアイコンをタップすれば画面全体が光りライト代わりとして使用することができます。
[EPIX PRO]は物理ボタンを2回押すだけですぐにライトを点灯できるので、AppleWawtchと比べ圧倒的に直感的且つスピーディーです。しかもノールックで操作ができるので、GARMINのウォッチの数ある機能の中でもかなり気に入っているポイントです。([FÉNIX 7X PRO]については先代から同機能が搭載されており、今回も継承)
✔︎ 充電ケーブルがUSB Type – AからType – Cに
時計側の端子については独自機構のものを採用しており、その反対側がUSB Type – Cになりました。(これまではType – A)
時計側の端子については[FÉNIX 7 PRO]シリーズに加え、下記の別の動画でご紹介した[Venu 3]や[vívoactive 5]とも共通端子になっていますので、GARMINのウォッチを複数所有されている方は併用可能です。
[FÉNIX 7X PRO]の製品概要
次に[FÉNIX 7X PRO]の紹介です。
✔︎ ガーミンが誇るフラッグシップモデル
✔︎ 仕事もスポーツも全力という方向けのマルチスポーツ GPS Watch
✔︎ MIP 液晶ディスプレイ搭載でソーラー充電にも対応
✔︎ [EPIX PRO]よりさらに長い37日間駆動の超超ロングバッテリー(スマートウォッチモード/51mmモデルの場合)
✔︎ 第 5 世代の光学式心拍計搭載
✔︎ 60 種類以上のスポーツアクティビティ
スペックはご覧のとおりです。
こちらも 42mm、47mm、51mm の 3 サイズ展開。
42mmが7S PRO 、47mmが7 PRO、51mmは7X PROと、サイズによって名前に「S」が付いたり、何も付かなかったり、「X」が付くネーミングルールになっています。
こちらもバンドの種類で価格が変わります。
[FÉNIX 7X PRO]の進化ポイント
先代からの進化ポイントは大きく2つ。
✔︎ 心拍計が第5世代へ
✔︎ 充電ケーブルがタイプAからタイプCに
[EPIX PRO]と[FÉNIX 7X PRO]、どちらを選べばいい?
[EPIX PRO]と[FÉNIX 7X PRO]、どちらを選べばいいの?って悩まれる方も多いんじゃないかと思います。
実は選び方はめちゃくちゃ簡単。基本的にできることは同じなので、優先事項に合わせて選ぶだけ。
✔︎綺麗なディスプレイがいい方=AMOLEDディスプレイの[EPIX PRO]
✔︎よりバッテリーを求める方=MIPディスプレイでソーラー充電対応の[FÉNIX 7X PRO]
直射日光での見え方に違いはある??
直射日光下、ともにバックライトのレベルは最大に設定して検証。
個人的に直射日光下での見え方に、大きな違いはないと感じました。
こちらは直射日光下、3段階のうち一番暗く設定して検証。
視認性はどちらも良好。強いて言うなら、[FÉNIX 7X PRO]の方が解像度が低いと感じました。
ただ、見え方で大きな違いを感じたのは夜です。
バックライトを最大にした状態ではほぼ変わりませんでしたが…
バックライトのレベルを1にした時は[FÉNIX 7X PRO]の視認性がぐっと落ちています。
夜のランニングでよく使われる方は、レベルを3段階中2以上に設定しないと視認しにくいため、[FÉNIX 7X PRO]を選ぶ場合はそこだけ注意です。
筐体のデザインを深掘り
↑今回レビューしているモデルは黄色文字のモデルです。
左が[EPIX PRO]で右が [FÉNIX 7X PRO]で、ともに51mmサイズです。
まず正面、ベゼル素材にダイヤモンドライクカーボンコーティングチタンを採用。どちらもMIL規格(MIL-STD-810)に準拠しており、非常に堅牢な筐体です。
左側面ボタンが3つ、右側面は2つです。[EPIX PRO]の先代は右側上ボタン部分が赤いアクセントカラーが入っていましたが、今回は筐体カラーと統一されてチタンカラーのボタンに変更されました。
どちらもケース素材はFRP強化繊維プラスチックが使われています。
ベゼル部分にボタンの機能が刻まれており、
左上 → Light
左中央 → UP・MENU
左下 → DOWN
右上 → START・STOP
右下 → BACK・LAP
ちなみに画面はどちらも引っ掻き傷に強いサファイアガラスが採用されています。
バンドのデザインを深掘り
[FÉNIX]のメタルバンドはGARMINの文字が刻まれ、片開きのバックルになっています。
工具不要で脱着が簡単に行えて、スライドさせて引っ張れば簡単に取り外せます。[EPIX]も同じです。
筐体が51mm だとバンド幅は26mm 、47mm だと22mm、42mmだと20mmのバンドが付属しています。
同じ幅のバンドであれば互換性がありますので、[EPIX] [FÉNIX]間、もしくは旧モデルとも付け替えが可能です。
↓こちらは対応の手首周りのサイズ一覧です。
メタルバンドの長さ調整は、マイナスの精密ドライバーをお持ちであれば自分で交換ができます。
裏蓋には[EPIX PRO]と[FÉNIX 7X PRO]の文字が刻まれています。 中央にあるのが5 世代の心拍センサーです。
チタンバンドとシリコンバンドの価格はご覧の通り。バンドはカラバリも用意されているので、気分に合わせてバンドを交換したい方は、公式のアクセサリー売り場を覗いてみるといいかもしれません!
デザインについてはここまで。
詳しいレビューはYouTubeでもしていますので、もしよろしければご覧ください。
次回は機能面、さらにはApple Watch Ultraとの比較も含めて徹底レビューをします。
それではまた次の記事で会いましょう。バイバイ。
\ YouTubeでも紹介しています/
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