これまでの不満点を解消し、音質・機能ともに大幅に進化した、まさに”買い“の製品。
旧製品が安くなっても、今回は新しいモデルの購入をオススメします。

2025年7月24日より予約開始、8月7日発売。価格は税込39,600円で、前世代とお値段据え置き。

\ 記事では伝えきれない情報がたっぷり。気になる方はぜひ もご覧ください! /
過去の課題への対応


先々代の「QuietComfort Earbuds II」の接続性の問題や、「QuietComfort Earbuds II」、「Ultra Earbuds」とフラッグシップにも関わらず7,150円のワイヤレス充電ケースを買わないとワイヤレス充電が使えないといった欠点が改善されました。
先代までの不満点を解消

ワイヤレス充電: 新モデルではケースを買わなくてもワイヤレス充電がサポートされています

接続安定性の向上: マルチポイント接続時の接続性が改善→筆者はスマホとMacBook Pro2台で使う際にMac側で音飛びが盛大に発生しておりましたがそれが解消されています

ホワイトノイズが改善: 先代のノイズキャンセリングや外音取り込み時の”サー”というホワイトノイズが大幅に抑えられています。ホワイトノイズが減ったことと、もともと優秀だったアウェア(外音取り込み)モードで、イヤホンをつけていないかのような感覚にさらに近づきました!!
カスタムチューンテクノロジーによる最適化
イヤホン装着時に再生される音で耳の中の音の響きを計測し、個々のユーザーの耳の形状に合わせて音質やノイズキャンセリングの効き方を最適化する機能を今作でも搭載。どんな耳の形状の人が使ってもBoseが目指す最高のサウンドクオリティが体験できます。
Aware(外音取り込み)モードの進化
イヤホンを装着したままでも周囲の音を自然に聞き取れるようにするモードです。特に注目すべきは、先代から進化を遂げた「ActiveSense 2.0」。周囲の大きな音(例えば、突然の物音や交通量の多い場所での騒音など)に対するイヤホンの反応がよりクイックになりました。これにより、突然鳴った大きな音が耳に不快に響くことなく、自動で取り込む音量が調整されます。
AirPods Proとの比較
AirPods Pro | Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代) |
---|---|
大きな音だけがボリュームダウンし、それ以外の音は通常通り聞こえる印象 | 大きな音が鳴った際に、耳に入ってくる全体の音量が下がる印象 |
まだ「AirPods Pro」の方が一歩リードしている感じを受けますが、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の両方のバランスや音質で考えると、「Bose QuietComfort Ultra Earbuds 第2世代」は”非常にレベルが高い”と思います。
マイク・音質も向上

内部アップグレード: 外見は先代とほぼ同じですが、内部は大幅にアップグレードされています
- BluetoothコーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveをサポートし、aptX Losslessでの接続が確認できました
- マイクシステムとAI処理の強化
マイクは合計8基を搭載し、通話品質向上にはAIを活用した新しいノイズ抑制システムが用いられています。これにより、風切り音や周囲の雑音を効果的に除去し、よりクリアな音声通話が可能になっています。
\ で実際のマイクテストの音を確認できます(秋ごろのアップデートでさらに改善)/

音質の劇的な向上:Boseが目指す最高のサウンドがこの第2世代で実現しています
誰が聞いてもわかるレベルで音質が向上しており、特に空間的な音の広がり方が大きく変わりました。特に、女性ボーカルやブラスバンドの金管楽器のような高音域の伸びや余韻が非常に良くなっています。 他のBose製品に共通するアクティブEQ機能により、小さい音量でも低音が音痩せせずしっかりと聴こえ、音量に関わらずBoseが目指す最高のサウンドクオリティで音楽を楽しめます。

イマーシブオーディオ体験の向上: ベースの音質向上とホワイトノイズの低減により、通常のイマーシブオーディオ(空間オーディオ)の音体験も向上。今後のアップデートで「シネマモード」が新たに追加され、ビデオコンテンツのオーディオ体験向上に期待!! シネマモードでは台詞を喋る演者の声がよりフォーカスされ、さらなる没入体験を演出してくれます。

アプリ機能: アプリで充電ケースのバッテリー残量が表示されるようになりました
デザインとスペック
発売時のカラーはブラック、ディーププラム(限定版)、ホワイトスモークの3色展開です。



同梱物




スペック表

バッテリーはイヤホン単体で最大6時間(イマーシブオーディオ使用時4時間)、ケース込みで合計24時間(イマーシブオーディオ使用時16時間)です。




重量と形状も先代とほぼ同じです。
3世代にわたってケースの流用が可能

充電ケースのサイズは先々代、先代とも変わらず、3世代にわたってケースの流用が可能。カラビナなどでぶら下げられるケースを別途購入されている方は再利用できますね。
あいかわらずの装着感

軽い着け心地とノイズキャンセリングの両立

イヤホンのデザインが先代とほぼ同じでなので、装着感も変わらず非常に良いです。Bose製品の装着感の最大の特徴は、比較的耳の浅い部分でしっかりと耳を塞ぎ、ノイズキャンセリング効果を発揮する設計。耳の奥に深く挿入するタイプではないため、長時間装着しても疲れにくい”軽い着け心地”を実現しながら、高いノイズキャンセリング効果を両立しています。
『軽い着け心地で高いノイズキャンセリング効果を求める人』にオススメです。ただし先代と比べノイキャンの効きの強さは変わっておりません。
- 片耳利用: 片耳での利用も可能で、ステレオ音源は自動でモノラル再生に切り替わり、片耳利用時でもノイズキャンセリングの切り替えができるため、利便性も高いです。
- 装着検出機能: イヤホンを耳から外すと自動で再生が停止したり、着信時に自動で応答したり、ノイズキャンセリングが自動でオフになったりする機能も搭載されており、アプリから装着検出機能をオフにすることも可能です。
様々な耳の形への適合性

Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)ではイヤーチップとスタビリティバンド2つのパーツが、装着感と装着安定性を実現しています。イヤーチップをサイズ変更できるイヤホンは市場にもたくさん存在しますが、スタビリティバンドのような装着安定性を担うパーツを同梱するイヤホンはそこまで多くありません。耳が大きな人も小さい人も、どんな耳の形状でも快適な装着感と装着安定性を提供してくれます。耳が小学生なみに小さい妻にも装着してもらいましたが、先代のモデルと同様に装着感は非常に良く、飛んだり跳ねたりしても一切外れたりズレることはありませんでした。
Bose QuietComfort Ultra Earbuds (第2世代)は、先代モデルで好評だった快適な装着感をそのままに、さらに使いやすさも向上しています。
Q&A
不意にブツっと接続が切れる症状は?
チリチリ音は?
AAC接続時の音質の差は?
マイク性能は?
人混みの中での音途切れは?
【まとめ】ぱぱのひとりごと
Bose QuietComfort Ultra Earbuds (第2世代)、これまで不満点が残っていた先代モデルから大きく改善され、まさに”僕らが欲しかったBoseのフラッグシップがやっと来た”という確信が持てる1台に仕上がっていました。ワイヤレス充電、音質も良くなり、ホワイトノイズが減ったこと。そして、マルチポイント接続、特にMacBook側の安定性が増したのが個人的に嬉しいポイントでした。
最後に、コラボレーションについて


アニメ「ダンダダン」とコラボレーションパッケージとデザインのイヤホン・ヘッドフォン製品が数量限定で発売されるそうです。ファンの方はぜひチェックしてみてください。
それでは、次の記事で会いましょう。バイバイ。

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