見た目はほぼ一緒、中身は別物。「Bose QuietComfort Ultra Headphones (第2世代)」レビュー

Bose QC Ultra Headphones 第2世代のレビュー。進化したノイズキャンセリング性能と空間オーディオ機能を詳しく紹介。
bose-quietcomfort-ultra-headphones-2nd

音質、機能、利便性など、あらゆる面で初代モデルから着実に進化しており、製品としての完成度が非常に高くなっています。単なるマイナーチェンジではなく、”買い替える価値のある進化”がありました。ただ、重量が増えたことや、価格は税込59,400円と決してお安い商品ではないので、セールを狙うか、他のレビューが出揃うのを待つのがおすすめ。いいヘッドフォンだからこそ、納得のいく形で手に入れてほしいです。[ 提供 :Bose]#PR

\ 記事では伝えきれない情報がたっぷり。気になる方はぜひもご覧ください! /

目次

進化ポイント

スペック表

bose-quietcomfort-ultra-headphones-2ndスペック表

税込59,400円でカラーは4種類です。

bose headphones2Black
bose headphones2whitesmoke
bose headphones2midnightviolet
限定色
bose headphones2driftw00dsand
限定色

Bose公式商品ページ Bose公式で購入された場合は1年間の製品保証・90日間返品・返金保証・日本全国 送料無料

音質

初代(Bose QuietComfort Ultra Headphones)と比べて、音質は大きく向上しています。特に、中音域から高音域にかけての音の広がりが良くなり、ボーカル(歌声)がよりクリアで生き生きと聞こえるようになりました。

AptX Adaptive対応

対応するスマートフォン(Android)なら、より質の高いワイヤレス音楽体験が可能。画像はXiaomi 15 Ultraと接続している様子(aptX Losslessで接続されています)

bose headphones2aptxadaptive

ロスレスオーディオ対応

これまで通り2.5 to 3.5mmケーブルによる有線接続のみならず、付属のUSB Type-Cケーブルで接続すれば「ロスレスオーディオ」も楽しめます。音にこだわるユーザーにとっては選択肢がさらに増えました。

bose headphones2ロスレスオーディオ

ノイズコントロールのオフ機能

先代にはなかった、「ノイズキャンセリング」と「外音取り込み」の両方をオフにする機能が追加されました。静かな室内など、どちらの機能も不要な場面でオフにすることで、さらなるバッテリー持続時間を手にいれることができます。

bose headphones2ノイズコントロール

シネマモードでイマーシブオーディオ体験の向上

立体音響技術のイマーシブオーディオの中に、新しく”シネマモード”も追加。これは映画を観る際などに、登場人物のセリフ(人の声)がより際立ちます。ぜひお店で展示を見つけたら、イマーシブオーディオだけでなく、シネマモードもお試しいただきたいです。

bose headphones2シネマモード

連続再生時間

バッテリーの持ちが長くなり、ノイズキャンセリングをONにした状態で最大30時間再生が可能。これは初代モデルよりも6時間も長くなっています。Bose独自の立体音響技術である「イマーシブオーディオ」を使用すると再生時間は23時間になりますが、それでも十分な長さです。2時間の映画なら11本余裕で観れちゃいます。

マイク性能

AI処理の強化

搭載されているマイクの数は12個から10個に減りましたが、「Bose QuietComfort Ultra Earbuds (第2世代)」にも搭載された”AI”による音声処理技術が向上したため、通話品質はむしろ改善されています。特に、風が吹いている場所や騒がしい環境でも、自分の声を相手にクリアに届けやすくなりました。

bose headphones2ai処理

で実際のマイクテストの音を確認できます)/

自動スタンバイ機能がめちゃくちゃ便利!!

個人的に地味にめちゃくちゃ好きになった機能がコレ!この機能が欲しくて買い替えても満足できるといっても過言ではないくらい便利な機能です。この自動スタンバイ機能はヘッドフォンまかせで、自動電源オン/オフしてくれて、電源ボタンを操作する手間を完全に省いてくれる非常にスマートな機能です。「ヘッドフォンを着けたい」と思った瞬間に、もう接続が完了しているという未来感を体験できます。

装着検出:ヘッドフォンを首にかけると音楽が自動で停止され、また装着すると自動で再生されます

bose headphones2自動スタンバイ
停止中
bose headphones2自動スタンバイ機能
自動で再生

ヘッドフォンを机に置くとスタンバイモードになり、また装着すると自動で再生されます

bose headphones2自動でオンオフ
停止中
bose headphones2接続
自動で再生

ヘッドフォン内部のセンサーが動きを検知し、頭から外して机などに置くと自動でスリープ状態になり、再び持ち上げると自動で電源が入ってスマートフォンなどに再接続されます。これにより、電源の切り忘れを防ぎ、バッテリーを節約できるとっても便利な機能です。もちろん、物理ボタンでオン/オフを制御することも可能です。

充電を挟んでもまた検知して電源オンになるか?←YouTubeのコメントでご質問いただきました。

電池がなくなったところから充電を行い、ヘッドフォンを装着してみたところ、問題なく接続できました。 充電を挟んでも、きちんと動作するようです。

デザインと装着感

デザイン

bose headphones2デザイン

全体的な形は第1世代とほぼ同じですが、細かい部分で高級感が増しています。例えば、ハウジング(耳を覆う部分の外側)のBoseロゴが印刷から立体的なバッジに変わったり、アーム部分がツヤのある仕上げになっています。

bose headphones2デザイン比較
bose headphones2ロゴ比較

アーム部分とロゴ以外は初代を踏襲したデザイン

bose headphones2スワイプタッチセンサー
マイク穴・物理ボタン・電源兼ペアリングボタン・スワイプができるタッチセンサー
bose headphones2USBType-Cポート
USB Type-Cポート・2.5m端子
bose headphones2マイク穴
マイク穴
bose headphones2マイク穴
マイク穴

【実証】重量とサイズ

第1世代第2世代
重さ(ヘッドフォン単体)252.7g263.6g
重さ(ヘッドフォン・ケース・ケーブル)452.1g480.7g

重さはわずかに増えましたが(ヘッドフォン単体で約10g)、装着感が良いため、ほとんど気にならないレベルです。

第1世代第2世代
ヘッドバンドの幅29.1mm29.1mm
ヘッドバンドの厚み20.4mm19.9mm

ヘッドバンドのクッションは第2世代のほうがわずかに柔らかく感じます。

ヘッドバンドの長さ調整は66mm

bose headphones2ヘッドバンドの調整

装着感

Boseのヘッドフォンは元々着け心地が良いことで評価が高いですが、その点はしっかり継承されており、長時間の使用でも疲れにくく、このヘッドフォンの最大の強みの一つです。

bose headphones2装着感

ヘッドバンドのクッション性は非常に高く、ヘッドフォンが頭からずり落ちない程度の適度な強さでありながら、締め付けが強すぎることもないい、い塩梅の側圧です。安定性と快適さが両立されています。Boseはイヤホンもヘッドフォンも装着感がレベチですよね。QC Ultra Earbuds 2もすごい良かった。

bose headphones2長時間痛くない

Boseの長所である、”最高の装着感”は、誰が着けても、疲れ知らずの快適さを提供してくれます。この快適さだけでも、このヘッドフォンを選ぶ強い理由になります。

マルチポイント と 接続切り替え

瞬時に切り替わる「クイックスイッチ」

2台のスマホがヘッドフォンに接続されている状態(マルチポイント)で、接続されていない3台目のスマホのBluetooth設定画面からこのヘッドフォンをタップします。すると、現在接続中の2台のうち1台が自動で切断され、タップしたスマホに瞬時に接続が切り替わります

bose headphones2クイックスイッチ対応

マルチポイントの切り替え

音楽を先に流しているほうが優先される”先勝ち設定”。音楽の切り替えが爆速なので、マルチポイントをよく使用される方にとっては嬉しいポイントです。

bose headphones2マルチポイント

複数のデバイス間の接続切り替えは、使いたいデバイス側でタップするだけで瞬時に完了。2台同時接続時は、先に再生した方の音声が優先され(先勝ち)、動作も非常に高速でスムーズです。

【まとめ】ぱぱのひとりごと

bose headphones2カラー

「Bose QuietComfort Ultra Headphones (第2世代)」は初代モデルの優れた点を引き継ぎつつ、音質、接続性、バッテリー持ち、マイク性能といった基本性能がすべて向上しています。さらに、立体音響(イマーシブオーディオ)に映画向けの「シネマモード」が追加されたことや、有線でのロスレスオーディオ対応も大きな進化点でした。

bose headphones2の進化点

ヘッドホンを置くとスリープし、持ち上げると自動で再接続される新機能、”自動スタンバイ機能”はまさしく神機能で、これがない生活は考えられないほど。

ただし、税込59,400円という高価なので、少しでも安く手に入れたい方はセールを狙うなど購入タイミングは慎重に!!

それでは、次の記事で会いましょう。バイバイ。

Bose QC Ultra Headphones 第2世代のレビュー。進化したノイズキャンセリング性能と空間オーディオ機能を詳しく紹介。

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