今日は「Xiaomi 14T Pro」 を紹介します。
記事が長くなるため、今回は2本立てです。
ライカの監修の2機種、「14T Pro」と「 14 Ultra」はどのくらい撮影体験が変わってくるのか。
それらも含めてしっかりお届けしつつ、「14T Pro」を見ていきましょう。
よろしければ最後までご覧ください。
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\ シャオミ(Xiaomi) SIMフリースマートフォン Xiaomi 14T Pro/
99,818円(税込)
価格
春に僕も「Xiaomi 14 Ultra」を購入し、今でも楽しく使っています。
「Xiaomi 14 Ultra」の国内版(SIMフリー)は199,900円。
「Xiaomi 13T Pro」の国内版は109,800円で、カメラは残念ながらライカ監修ではありませんでした。
「Xiaomi 13T Pro」のグローバル版が、ライカのカメラだっただけに残念。
しかし、 「Xiaomi 14T Pro」 は国内版もライカ監修のカメラです
そして国内版の 「Xiaomi 14T Pro」 の価格(Xiaomi公式ストアSIMフリー端末価格)は、なんと先代から据え置きの109,800円(12GB + 256GB)です
※12GB + 512GBは119,800円(いずれも税込)
そして、今回嬉しいポイントが、国内版には神充電に対応した120WのACアダプタが同梱されます
※グローバル版はハイパーチャージに対応した120WのACアダプタの同梱はありません
※グローバル版で撮影しているため、ACアダプタを別途購入して充電速度を検証しております
ACアダプタを同梱した上で、「13T Pro」(256GB)とお値段据え置きの109,800円は本当にスゴいの一言。
512GBでも119,800円とコスパが高いモデルです。
「Xiaomi 14T Pro」は「Xiaomi 14 Ultra」と比べて、価格は半分くらい です。
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【比較表つき】スペック
3機種とも国内版のスペック表
スペック上、「Xiaomi 14T Pro」が「14 Ultra」を上回っている機能はこちらです
- リフレッシュレート: 最大144Hz
- タッチサンプリングレート:480Hz
- ピーク輝度:4,000ニト
- バッテリー:120Wハイパーチャージに対応
- おサイフ:対応
価格は「14 Ultra」の半分くらいなので、カメラについては少し省かれています
- 望遠:1個少ない3段構成
- 広角:1インチセンサーではない1/1.31インチセンサー(独自開発のセンサー“Light Fusion 900”)を搭載
T シリーズ初機能
- バッテリー:ワイヤレス充電に対応
ワイヤレスチャージについて、「Xiaomi 14T Pro」のグローバル版は50Wのハイパーチャージ対応(45分で100%)ですが、国内版は10Wまでです。
スペック上、「14 Ultra」と比較して「Xiaomi 14T Pro」で非対応な機能はこちら
- SoC:aptX Adaptive接続やSnapdragon Soundは非対応
ただし、LDACやLHDC 4.0の接続は可能です。
Bluetooth 5.4 に対応しているので、LE AudioでサポートされているLC3・Auracastにも対応しています。
バンド対応はdocomoの接続が弱め
4G接続のバンド21 、5G接続のn79はサポートされていません。
その他のスペックはご覧の通り
アップデート
OSのアップデートやセキュリティアップデートについて、サポートに問わせたところ、公式の発表はないものの実績としてどの端末も4〜5年サポートしているため、同水準という回答でした(公式のスペック表未記載)。
先日公開したOPPO Find X8 の動画でお伝えしたとおり、OPPOは公式にOSバージョンアップを4回、セキュリティアップデートは6回を謳っているので、Xiaomiもサポートまわりは公式でアナウンスして欲しいところですね。
内閣府の消費動向調査では、スマホの平均的な使用年数は 4.4 年。
「Xiaomi 14T Pro」 は 1,600 回のバッテリーサイクルに耐えられるとのことで、毎日充電しても4.3年持つ計算です。
最近は、OSのアップデート・セキュリティアップデートとも7年約束されているスマホもありますが、その前にバッテリーがへたることもあります。
バッテリーサイクルが4年以上約束されているほうが、実際の使用感に近いのかなと思います。
同梱物
Xiaomiのストアでは約8,000円で販売されています。
120WのACアダプタ付きの国内版が“お値段据え置き”というのは、非常に良心的。ありがたいと思うと同時にXiaomiの日本市場に対する本気度を感じます。
デザイン
名前にプロがつかない、「Xiaomi 14T 」のカラーが気になる方はクリック
「Xiaomi 14T Pro」と比べると、「Xiaomi 14T 」は背面が完全にフラットです。
本日は、カラー:Tinan Grayを見ていきます。
写真で見る限り、Tinan Grayはゴールド寄りの色味だと想像していましたが、実際に手に持つとシルバーにかなり近いです。
背面は少しラウンド、左下に“Xiaomi”のブランドロゴ、右下には CEマークなどが入っています。
マット加工のガラス仕上げで、指紋も目立ちにくく高級感も高いです。
カラー名に“Tinan(チタン)がついていますが、実際の側面はアルミニウム合金で、先代より116%強度が増しています。
国内版はnano SIM1枚とeSIMが使えますが、このグローバル版はnano SIMが2枚入るSIMトレイでした。
見た目はカメラが4つあるようなデザインですが、ひとつはライトです。
そして、待望!!
真ん中には“LEICA”と“VARIO-SUMMILUX”の文字も刻まれています。これは嬉しい。
同梱されたケース
背面から一番上まで4.2mmほど立ち上がっているので、背面を下にして置いた時はガタつきます。
インカメラ
センターパンチホールと、その上にスピーカー。
購入時から保護フィルムが貼ってあります。
「Xiaomi 14T Pro」は画面がフラットになったことで、保護ガラスも選びやすくなりました。
僕が個人的に購入した保護ガラスはコチラ。カメラ部分の保護ガラスも同梱されていたので、とりあえずの保護にはオススメでした。
ディスプレイ
6.67インチのAMOLEDディスプレイで、Dolby Vision対応、12-bit のカラー深度、コントラスト比も5,000,000:1と非常に優秀。
屋外の視認性
両機種とも、直射日光下でも共に視野角が広く、「Xiaomi 14T Pro」の視認性も十分です。
ベゼルが非常に細い
価格帯はかなり上ですが、「iPhone 6 Pro Max」 と比べても遜色はありません。細い!
Xiaomi HyperOS
OSは、「Xiaomi 14 Ultra」と同じく、Android 14ベースの“Xiaomi HyperOS”です。
今回の撮影はグローバル版ですが、日本語も使えます。
データ移行せずに初期設定をした場合、初期状態のシステムだけで約26.6GBを使用しています。
画面内指紋認証は5個、AI顔認証は2個まで登録が可能です。
認証速度は、購入時からついてる保護フィルムが貼られている状態でも速いです。
“HyperOS”を長期使用して微妙だと感じたところ
オフにする設定を探しても見当たらないので、サポートに問い合わせましたが、その設定はないそうです。
root化すればオフにできるみたいですがここは最初からOSに組み込んで欲しいです。
2024年12月下旬〜HyperOS 2.0がリリースされはじめますが、このへんが修正されているか楽しみです。
“HyperOS”のいいところについては「Xiaomi 14 Ultra」の過去動画で紹介しています。
興味のあるかたは是非そちらもご覧ください
グローバル版について
僕は、(左)「Xiaomi 14 Ultra」 の香港版を【イオシス】さんで購入しましたが、香港版にも技適があるので国内版には買い替えていません。
今回、グローバル版の「Xiaomi 14T Pro」にも技適があるとおもいきや、残念ながら技適がありませんでした。
シャッター音は両機種とも、地域設定を日本・韓国以外に設定しておくと、音が消える仕様です。
ちなみに国内のSIMカードを入れていても消すことができます。
盗撮のような犯罪行為をする人間は、いくらスマホのシャッター音を規制しようが、無音のカメラアプリなどで撮るでしょうし、XperiaやAQUOSなどの一部SIMフリー端末ではシャッター音を消せるものもありますし、そろそろ国内の端末は全部シャッター音を無くして欲しいと思っています。
パフォーマンス
MediaTek Dimensity 9300+(4nmプロセス)が搭載されています。
先代の「Xiaomi 13T Pro」はMediaTek Dimensity 9200+でした。
先代比、CPUが 37%、GPUが 44%高速化。
そして、On-deviceの AI処理が倍増しているので、Pixelでもおなじみの“Gemini”や“かこって検索”はもちろん、レコーダーアプリで文字起こし&要約することもできます。
AI機能で面白いのは、『撮った動画を複数選択+簡単なプロンプトを入れるだけ』でおしゃれな vlog を作ってくれること。
AI機能もサクサクこなしてくれます。
【検証】Antutuベンチマーク比較 14T Pro VS 14 Ultra
先代を所有していないので、「14 Ultra」と比較しています。
バッテリー は100%まで充電して3回連続で回しました。
設定は下記の通りです
設定 | 14 Ultra | 14 T Pro |
---|---|---|
メモリ拡張 | 8GB | 12GB |
モード(バッテリーとパフォーマンス設定内) | パフォーマンスモード (推定のバッテリー残25時間0分) | パフォーマンスモード (推定のバッテリー残25時間0分) |
ディスプレイと明るさ設定 | オン・FHD + | オン |
リフレッシュレート | デフォルト | デフォルト |
Antutuベンチマークの結果
「14 T Pro」の 1回目・2回目については 「14 Ultra」を超えるようなスコアでした。
1回目は、200万点を超え。
3回目は、「14 T Pro」はサーマルスロットリングが働いてスコアが「14 Ultra」より落ちています。
温度は、どちらもそれなりに上がっています。
「14 Ultra」が 51.4℃、「14 T Pro」が 47.6℃。
Antutuベンチマーク メモリ拡張オフ・バランスモード設定の結果
設定をメモリ拡張をオフに、パフォーマンスモードからバランスモードに変えて、Antutuベンチマークスコアをとると、先ほどより値が落ち着きました。
ゲーム(原神)で遊ぶ
設定 | 14 Ultra・14 T Pro |
---|---|
メモリ拡張 | MAX |
現在のモード(バッテリーとパフォーマンス設定内) | パフォーマンスモード |
ディスプレイと明るさ設定 | 高い |
リフレッシュレート | 60Hz |
20分後
平均のFPSは、51〜53くらいの間でした。最初の10分くらいは60fpsに近いですが、それ以降は落ちたり上がったりを繰り返しています。
重たいゲームをされる方はご参考までに。
CPUとGPUの温度変化
若干ですが、「14 T Pro」のほうがCPU温度とGPU温度は高めです。
重たいゲームの戦闘シーンでも、ほとんどカクつきを感じることなく、十分快適に遊べると思います。
T1 Tunerを搭載
今回 、“T1 Tuner”というXiaomi 独自開発の信号強化チップが搭載され、Wi-Fi やBluetooth、モバイル通信、GPS の接続性能が全世代より改善しているそうです。
実際はどうかと思い、特に気になったGPSのテストを行いました。
ドライブ中に Googleマップを使ってナビ代わりに使ってみましたが、問題はありませんでした。
ただ、今回も13T Proに引き続きGPSは“みちびき”に非対応。
徒歩で「14 T Pro」と“みちびき”対応のスマホを比べると、1〜2mの誤差が出る時がありました。
地図を読むのが苦手の方にとっては、現在いる自分の位置がつかみにくくウィークポイントになるかもしれません。
【検証】バッテリー比較 14T Pro VS 14 Ultra
Antutuベンチマークスコアを3回連続で回した時のバッテリーの減りです
「Xiaomi 14T Pro」のほうが減りが小さかったです。
ベンチマークスコア計測の後に、 長尺で撮れるかの比較を4K60fpsの動画撮影で検証
バッテリー残量、(右)「Xiaomi 14T Pro」が41%残で優秀。
ちなみに長尺撮影した場合のファイルの分割は両機種ともありませんでした。
そこからさらに 1.5 時間、YouTubeショートを流し続けたときのバッテリー残の結果
(左)「14 Ultra」残11%、(右)「14T Pro」 残28% 。
残28% の「Xiaomi 14T Pro」 のほうがバッテリー持ちが断然にいいという結果でした。
【検証】充電時間の比較 14T Pro VS 14 Ultra
バッテリー搭載容量は、「14 Ultra」・「14T Pro」・「13T Pro」ともに5,000mmAh。
「13T Pro」と同様に120Wのハイパーチャージ充電に対応。
今回はそれ以外にも、PD3.0やPD2.0の独自規格のハイパーチャージ以外もサポートしています。??
そこで、有線による充電時間の計測
「14T Pro」は 50 分で充電ができました。
次に、120Wのハイパーチャージに対応した充電器と充電ケーブルで計測
(グローバル版には同梱されていないため別途購入)
公表値に対して、どちらも遅かったものの、どちらも46 分で100% まで充電ができました。
※設定はもちろんブースト設定をONにして計測しています。
Xiaomiのハイパーチャージに対応した120Wの充電器を使わなくても、そこそこ速く充電ができるので、使い勝手が非常にいいと思います
「Xiaomi 14 T Pro」 は、“バッテリー保護”の設定の中に“バッテリーの健康度”が確認できます。
“充電保護”は3つから選択可能です。
通常であれば『最適化された充電』がいいと思いますが、もっとバッテリーをいたわりたい方は『制限付き充電』で80%までに留めることをオススメします。
“充電オプション”の中には“有線充電モード”があります。
『標準』と『トップスピード』が選択でき、就寝時に充電される方はスピードを求めないので標準設定を。
先ほどの、有線による充電時間の計測はトップスピードに設定していました。
Xiaomi 14 Ultraのリバースワイヤレス充電
「Xiaomi 14 Ultra」には、「14T Pro」 にない“リバースワイヤレス充電”があります。
これを“オン”にするとイヤホンなど充電ができます。
「14T Pro」はさすがにこの機能は省かれています。
ぱぱのひとりごと[ レビュー前編 ]
前編はここまでです。
後編の記事は下記の内容です。
総評も後編でお伝えしております。
それでは、一旦ここで締めさせていただきます。
後編で会いましょう。バイバイ。
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コメント
コメント一覧 (1件)
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