CMF Watch 3 Pro購入レビュー1.38万円に値上がりした今年の実力はどう?

CMF Phone 2 Proの記事でも登場をお伝えしていた「CMF Watch 3 Pro」を購入しました!

CMF Watch 3 Pro
ダークグレーを購入

CMF Watch 3 Proの購入を検討している方、新しいスマートウォッチの情報を求めている方。この記事では、製品の特徴、機能、そして実際の使用感をお伝えします。

\ 記事では伝えきれない情報がたっぷり。気になる方はぜひYouTubeもご覧ください! /

目次

CMF Watch 3 Proのスペックと変更点

CMFWatch3Proカラー
オレンジ・ライトグレー・ダークグレーの3色展開
CMFWatch3Proスペック表
  • ネーミングルール変更と価格:「Watch Pro [番号]」から「Watch [番号] Pro」になり、価格は税込13,800円と2,800円UP

大型ディスプレイ: 画面サイズが1.32インチから1.43インチ(AMOLEDディスプレイ)に拡大し、ベゼルが薄くなりました

CMFWatch3Proのディスプレイ

明るい画面: 画面が明るくなり、標準輝度650ニト、最大輝度670ニト。屋外での視認性は良好で、5段階の明るさレベル調整+自動明るさ調整を選択可能です。AOD(常時表示)の明るさは固定されており、屋外での視認性は低いです。

CMFWatch3ProのAOD表示の視認性

CMFWatch3Pro視認性
  • リフレッシュレート:60Hz(公式ページにはFPSと表記→おそらく誤表記)
  • バッテリー寿命の向上:標準モードでのバッテリー持ちが先代の11日から13日に向上(ちなみに初代WATCH PROも13日でした)

動画ウォッチフェイス:動画をウォッチフェイスとして設定できるようになりました

CMFWatch3Proのビデオウォッチフェイス
  • iPhone接続の改善:新製品体験会でiPhone接続が切れやすい問題に対しても、取り組んでいる旨黒住さんから話がありましたが、実際1日使用しても途切れることはありませんでした(LINE・メールの通知、着信通知も問題なく受信確認済)
  • 心拍数精度の向上:心拍数測定アルゴリズム(AIを使った)が改善し、測定の精度が向上
  • 防水性: :P68等級

デュアルOS互換性: Garminウォッチと同様に、iPhoneとAndroidどちらのOSでも使うことができます

CMFWatch3ProはAndroidとiPhoneで使える
  • デュアルバンドGPS: L1+L5のデュアルGPSに対応しましたテスト結果は続編記事へ

開封とデザイン

CMFWatch3Proパッケージ
今年のパッケージは平べったい箱です
CMFWatch3Proのダークグレー
CMFWatch3Proのリューズ

今回購入したダークグレーは、メタリックの角ばったベゼルに”CMF by Nothing”のロゴが左下(7時)に入っています 。右上にはくるくる回してスクロール操作をしたり、ボタンとしても押すことができる竜頭が1つあります。操作系は竜頭と画面のタッチ操作です。

CMFWatch3Proのセンサー
CMFWatch3ProのケーブルはTYPEーA

背面はセンサー類。センサー下(シルバーの2つの丸)が充電端子です。ケーブルは、引き続き独自端子の磁気充電ケーブルで、USB-Cではありません。個人的には、そろそろType-Cのケーブルがいいですね。
※先代の充電器も使い回しができそうですが、サポートに確認すると使い回しは推奨されておりません。(おそらく動作確認をとってないと思われる)

重さ

スクロールできます
Watch 3 ProWatch Pro 2WATCH PROApple Watch Series 8 41mmPixel Watch 2
ウォッチ単体33g30.5g30.4g
バンド装着51.8gCMFWatch3Proの重さ43.0g46.8g65.3g
47.4g

「Watch 3 Pro」はサイズの割には軽めです。※Apple Watchはミラネーゼループを装着

ベゼルとバンド

昨年は選択するカラーによってレザーバンド、もしくはシリコンバンドが同梱されておりましたが、今年のWatch 3 Proはすべてのカラーにシリコンバンドが付属しています。選択した色によってバンドとベゼルのデザインが若干異なります。

CMFWatch3Proダークグレー
ダークグレー
CMFWatch3Proダークグレーのベルト
CMFWatch3Proライトグレーのベルト
ライトグレーは丸みのあるベゼルとバンドには縦のラインが入っています
CMFWatch3Proオレンジのベルト
オレンジはよりスポーティーなベゼルで、バンドには横ライン
CMFWatch3Proベゼル部分の交換ができない

先代の「Watch Pro 2」とは異なり、ベゼルのリング部は取り外しができなくなりました 。「Watch Pro 2」は着せ替えができて面白かったですが、今回は寂しい。「Watch 3 Pro」を購入される際は、あとから変更できないためカラー選びは慎重に!!

バンドの互換性

CMFWatch3Proのバンド互換性
CMFWatch3Proのベルトのバックル

バンド幅は22mmで、「WATCH PRO」「Watch Pro 2」と互換性があります。バックルの品質は第2世代同様に質感も高い。(初代は安っぽかった)

バンドの装着感

CMFWatch3Proの装着感
手首周り155mmで穴4つ目
CMFWatch3Pro手首が細い人
手首周り130mmは一番きつくしめています

穴のピッチは7mm弱で、7mmピッタリの計算なら手首周り約134〜211mmが目安になりそうです(公式HPには掲載がありません→CMFさん基本的な情報なので掲載してください)。手首周り130mmの妻は一番きつくしても、指1本がギリギリ入らない程度の隙間があります。カラーによってデザインが異なるため、手首周りのベルトの長さも違うかもしれませんので、気になる方は事前にサポートへお問い合わせください

セットアップとソフトウェア

先代までの”CMF Watch “アプリの代わりに今作から”Nothing X“アプリを使用するようになりました。(旧世代ウォッチもアップデート後Nothing Xアプリを使います。)

初期設定は2、3分で終終わったので、初期設定に時間が掛からないのも魅力的です。

古いアプリのデータは、CMF Watch Appと同じアカウントでログインするとデータ移行が可能です。

\ 初期設定とデータ移行の方法はYouTubeで確認できます /

OS切り替え

CMFWatch3ProOS切り替え方法

iPhoneとペアリングした後、一度iPhoneのBluetoothをオフにして、Androidとペアリングしてみました。アプリ内に設定とデータはサーバーに保存されているようで、ウォッチをリセットすることなく接続されたiPhoneとAndroidデバイスを簡単に切り替えることができます 。Apple WatchやPixel Watchは母艦となるスマートフォンを機種変更した場合、一度リセットされ、再度ペアリング&初期設定が必要で、時間を要します。iOS、Android両OSで使えるだけでなく、ウォッチ側にあまり多くのデータは残さず、サクサク切り替えられるのは個人的に気軽に母艦のスマホの乗り換えができるので好きです。ちなみに、ガーミンもこの仕様。

ウォッチフェイス

CMFWatch3Proのウォッチフェイス
CMFWatch3Proの全ウォッチフェイスでAOD表示

約120種類のウォッチフェイスがあり、カテゴリ分けされ、カスタマイズが可能です。そして、全部のウォッチフェイスが常時表示ディスプレイ(AOD)に対応しているようです 。AODプレビューボタンをタップすることでAOD表示時のデザインを確認することができます。

\ ウォッチフェイス全種類をYouTubeで確認できます /

ウィジェット

CMFWatch3Proのウィジェット

ウィジェットはNothing Xアプリを通じてカスタマイズ可能です。これにより、自分の好みに合わせて、ウォッチに表示させる情報を変更・並び替えできます。

アプリ表示

CMFWatch3Proのアプリ表示リスト表示
CMFWatch3Proのアプリ表示グリッド表示

アプリビューの変更により、リスト表示とグリッド表示を切り替えることができます 。

機能性

できないこと

NFCによる決済(Suicaなど)はできません

CMFWatch3ProはFeliCaやNFC決済できない

ウォッチ単体の通話は非対応ですが、スマホとBluetooth接続した状態でウォッチ側のスピーカーとマイクを使って通話することは可能です。従って、Watch 3 ProはApple WatchやPixel WatchのようにLTEモデルは存在しません。

CMFWatch3Proはウォッチ単体で通話ができない

できること

スマホを探すことができます

CMFWatch3Proでスマホを探す

ウィジェットの音楽コントロールから操作ができます(YouTube Music、Spotifyなど様々なアプリに対応)

CMFWatch3Proの音楽コントロール

位置情報を取得しながらスポーツトラッキングができます(130種類のモード)

デュアルバンドGPS(L1+L5)のGPSを内蔵しているので測位精度も改善されたとのことテスト結果は続編記事へ

CMFWatch3Proのスポーツトラッキング

ウォッチで音声録音してスマホへ転送することも可能。文字起こし機能もあります(ただし執筆時点では現状英語のみ対応)

CMFWatch3Proの音声録音と文字起こし

通知の受信が可能

LINEメッセージの返信は、Android端末を母艦にしている場合のみ、事前に編集した定型文から選択する”クイック返信”で可能です(iPhoneはクイック返信非対応)

CMFWatch3ProにLINE通知

標準アプリで、カレンダー、電卓、アラーム、タイマー、ストップウォッチ、天気、音声アシスタント、カメラの遠隔操作などがあり、健康トラッキングは、心拍数、血中酸素、睡眠、歩数など一通りのことはできます。

イマイチポイント

CMFWatch3Proのタイマーがいまいち

タイマーアプリは、バックグラウンドで実行されておらず、他の画面に移動すると閉じられてしまいます。なので、先代同様、タイマーを使用しているときはタイマーアプリを開きっぱなしにしなくてはなりません。

※ストップウォッチはバックグラウンドで動作します。↑この謎仕様は早く改善して欲しいですね。

【まとめ】ぱぱのひとりごと

やはり、コスパがいい!!

iOS・Androidの両方が使えて、サクサク軽快に動作し、豊富なウォッチフェイスを考えると、13,800円という価格はありがたい。ただし、既存のWatch Pro 2ユーザーにとって、特にAndroidユーザーの場合は、アップグレード感がそれほど大きくないかもしれません。また、ケースサイズが大きくなりましたので、腕が細い方は装着時の存在感が増していますので、小さいウォッチを望む人も、Watch Pro 2のほうがオススメです。

iPhoneとの接続に関しては、ラインやメール、着信の通知も確認され、途切れずに1日使用できたので、改善された可能性が高いと感じます。GPS精度とバッテリー寿命の検証結果を続編でレビューしています。

今日はCMF Watch 3 Proのファーストインプレッションレビューでした。

また次の記事で会いましょう。バイバイ。

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