※製品貸し出し:Nothing Japan ★金銭の授受はございません。
Nothingのサブブランド”CMF”から新しく発売されたスマートフォン「Phone 2 Pro」の国内版が登場しました。5月のグローバル版発売からちょっと遅れて、国内版が発表されています。そう、このタイムラグでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、国内版はFeliCa対応(おサイフ対応)になりました
本日は、これらの点にフォーカスしながら徹底解説していきます
コストパフォーマンス: 4.2万円スタートという低価格で、FeliCa(おサイフ)対応、トリプルカメラ搭載、バンド充実、eSIM対応など、充実した機能
デザイン: CMFブランドの特徴であるカラー、マテリアル、フィニッシュへのこだわり、特に3色のカラーバリエーションや背面のネジデザイン
Phone 1からのアップグレード: 薄型軽量化、画面サイズの大型化、カメラ性能向上、バッテリー持ちの改善など
Nothing Phone (3a)と比較: Nothing Phone (3a)とのスペックやカメラ性能の比較
\ 記事では伝えきれない情報がたっぷり。気になる方はぜひ もご覧ください! /
CMF Phone 2 Proの概要
価格
RAM 8GB / ストレージ 256GB | RAM 8GB / ストレージ 128GB |
---|---|
47,800円 | 42,800円 |
大幅なアップグレードにもかかわらず、先代と同じストレージ容量 256GBは「Phone 1」からわずか3,000円の値上げ
さらに、ストレージをあまり使わない方なら、128GBの先代44,800円より2,000円安い42,800円の選択肢も!
予約は7月22日開始、発売は7月24日。楽天モバイルでも購入可能です
カラー

Phone 1からの主なアップグレード

- 日本市場に特化: 国内版は、グローバル版にはないFeliCa(おサイフケータイ)を搭載!
- 対応バンドの大幅な改善: これまでの対応バンドの少なさが解消され、各キャリアプラチナバンドをサポートし、普段使いでは十分なレベルになりました→※ただし4G LTEの21や5Gのn79あたりは依然として非対応なので重要視される方は注意
- eSIMとMicroSDのサポート: グローバル版では対応していないeSIM※が使えますし、引き続きmicroSDカードにも対応
- カメラ: シングルカメラではなく、トリプルカメラシステム(広角、超広角、望遠)になりました
- アップグレードされたチップ: Dimensity 7300からDimensity 7300 Proへ
※デバイス内に2つのeSIMを保存することはできますが、2つのeSIMで同時待ち受け(デュアルeSIMによるDSDV)には対応しておりません。nanoSIM+nanoSIM、nanoSIM+eSIMの組み合わせであればDSDVに対応しております。
同梱物とデザイン
同梱物




デザイン

ブラックは、光の当たり具合でフロストガラスや金属のように見え、ホワイトとオレンジはツートンデザインです




CMFは、Color(色)・Material(素材)・Finish(仕上げ)の頭文字に由来していて、今回も至る所にデザインのこだわりを感じます。
アクセサリー




今回も背面右下に”工具入らずで回せるネジ”がありますが、「Phone 1」と比べて薄くなり、ギザギザ加工がなくなったので、少し回しにくくなっています。


Phone 1用のストラップやスタンドは引き続きPhoen2Proでも使用可能ですが、背面ケースやビーガンレザーのカードホルダーはPhone 2 Proとの互換性はありません。
そして、グローバル版が登場した際に、こぞって海外テック系メディアやインフルエンサーが紹介していた「魚眼レンズ」や「マクロレンズ」は、残念ながら国内展開は見送られたそうです。体験会でNothing Japanの黒住さんに直撃すると、ユーザー体験がイマイチだったのだとか。合わせてそれらのレンズアクセサリーを取り付けるホワイトの白い板状の背面パネルの導入もありません。あのパネルには、磁石でくっつくMOFTのようなスタンドアクセサリーもありましたので、個人的にはレンズはいいとしても、せめて白いパネルとスタンドだけは導入していただきたかったです。
アクセサリーを楽しみにしていた方にとっては少し残念ですね。
ディスプレイ


「Phone 2 Pro」は先代よりもディスプレイサイズは大きくなり、6.77inchのAMOLEDディスプレイを採用。素材はPanda Glassでリフレッシュレートはもちろん120Hzに対応しています。常時表示機能も使えました。ピーク輝度も2000ニトから3000ニトへ向上しています。


スペック_Phone 1比較あり


- 耐久性::IP52からIP54等級へ向上。さらに独自テストで水深25cmの水に20分沈めるテスト済み
- アップデート:先代よりも長い、3年間のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデート
パフォーマンス
SocはDimensity 7300 Pro 5G。
AnTuTuベンチマークスコア


AnTuTuベンチマークスコアは約70万点でした。3回連続で実行した後でも、バッテリーは7%しか減っていません。温度は最大39℃と、それほど高くなりませんでした。
AnTuTuベンチマークスコアのバージョンが古いですが、Phone(2a)と近い値です


バッテリー
「Phone 1」と同様、5000mAh・33W充電対応ですが、厚みは7.8mmと先代よりも0.2mm薄くなり、重さも197gから185gへ軽くなりました。






65WのCMF製充電器を使用した場合、0%から100%までの充電時間は約69分でした。


AnTuTuベンチマーク3回、YouTube動画3時間視聴、原神30分(最高画質)、1時間の動画撮影といったテストの後でも、バッテリーはかなり持つ印象です。GSM Arenaのバッテリーランキングでは、「CMF Phone 1」が16時間超えと非常に優秀で、「Phone 2 Pro」もそれに近い結果が出ています


チャンネルの独自検証では、「CMF Phone 2 Pro」が「Nothing Phone (3a)」や「Nothing Phone (2a)」と比較して最もバッテリー持ちが良い結果でした。
Nothing OS
バージョンは3.2。


最初から1色のアイコンパックが搭載されており、統一感のあるアイコンに設定できます。(Nothing OS 2のバージョンでユーザー自身がPlayストアからNothingのアイコンPackをインストールする必要がありました)ドロワー(アプリ一覧画面)だけは通常のアプリアイコンで、ホーム画面のみアイコンパックを適用することも可能です。サードパーティ製のアプリもモノトーンの統一感のあるアイコンにできます。




日本のSIMカードを挿入した場合、APN設定なしで使用可能でした。Wi-Fiとモバイルネットワークの設定がワンタップで行え、クイック設定パネルの項目は自由に並べ替え可能。
ストックAndroidに近い部分が多いものの、ストックAndroidではできないダブルタップでスリープ・スリープ解除ができたり、ワンタップでWi-Fi・モバイルネットワークのON・OFF設定ができます。もちろん他のAndroid端末と同様、電源ボタン2回押しでカメラ起動や、長押しで音声アシスタント(Gemini、ChatGPT好きなものを設定できる)呼び出し、かこって検索も使えます。非常に快適に使えるOSです。



Nothing OSは非常に使いやすく、各社いろんなOSを使ってきた中でも、個人的にトップクラスで好きなOSです




日本語のN Dotフォント表示のオンオフや、AirPodsのサポート(バッテリー残量表示など)もあります。もちろん、Nothing・CMFが販売しているイヤホンで、長押ししたときの設定に”Chat GPT”を割り振れます。Chat GPTとの統合は便利!!




「Nothing Phone 3a」から搭載された便利機能”Essential Key”が「Phone 2 Pro」にも搭載されています。音声や画面キャプチャを保存し、アイデアを溜め込んで活用できる機能です。保存された画像は通常のカメラフォルダとは別の「Essential Space」というアルバムに保存されるため、カメラフォルダがごちゃつかないところがお気に入り。
デフォルトのホームアプリをNothingランチャーから他社製ランチャーアプリに切り替えても、ジェスチャーナビゲーションが引き続き使用可能です。(Xiaomi端末などは強制的に3ボタンナビゲーションになる)
カメラ


先代モデルの「Phone 1」はアウトカメラが1つとポートレートセンサーを搭載した一見2眼に見える1眼カメラでしたが、「Phone 2 Pro」は超広角・広角・望遠の3つのカメラを搭載しています。メインカメラのセンサーサイズが大きくなり、PDAF(位相差AF)にも対応しました。


カメラ機能・UI/UX


撮影モードは、 写真、ポートレート、夜間、動画モードに加え、スローモーション、タイムラプス、パノラマ、エキスパートモードです。ズームは、写真モードでは0.6倍から最大20倍までズーム可能。動画撮影で、最大4K30fps撮影時は、広角・望遠の切り替えはできませんが、1080p 30FPSであれば、撮影中に超広角・広角・望遠の切り替えが可能です。フィルター機能、自動夜間モードに切り替わる機能もありました。
シャッター音は、国内SIMを使用している場合は消せません。サードパーティ製の”カメラ無音化Plus"アプリも試してみましたが、消せませんでした。→Nothing Phone (3a)は消せました


カメラで面白い機能が、プリセット機能です。ウィジェットとしてカメラのプリセットをホーム画面に配置できます。プリセット名・撮影モード・レンズ・フィルター・ポートレート効果・F値・HDR・グリッド表示・アスペクト比などを細かく設定し保存できます。ウィジェットをタップするだけで、設定したプリセットでカメラが起動しすぐ撮影できます。プリセットは複数登録でき、プリセット画面からスワイプして切り替えて使うことも。このユーザー体験は楽しいし素晴らしい!!
作例【写真編】Nothing Phone (3a)と比較
※ブログ記事は画質を落として掲載しています。カメラ比較はYouTubeの4K画質でもぜひお確かめください。










(左)「Nothing Phone (3a)」と比較しても遜色無いレベルだと思います。




「CMF Phone 2 Pro」は、海外のレビューであったように、特に空の色などでピンクがかった色味になる傾向が見られます。




「Nothing Phone (3a)」は若干、色収差が出ているように見えます。


ズーム性能は、ハイエンド端末と比較するとさすがに差が出ていますが、日中の明るい場所であれば十分綺麗に撮影できカメラです。


日陰部分と強い太陽光下では、Phone(3a)と緑の色味が変わる印象があります。


ポートレートモードを使用していませんが、光学的に背景がボケています。メインカメラの最短距離はどちらも8〜9cmなので、どちらも扱いやすいカメラだと思います。
作例【動画編】Nothing Phone (3a)と比較
YouTubeで【動画編】をご覧いただけます
- 動画の手ブレ補正:「Phone (3a)」と比較して大きな差はありません
- 夜間撮影:手持ちでその場で撮影する分には、ジンバルもいらずで大きなブレは拾いません
- 背景ボケ:メインカメラのセンサーが大きくなったことで、被写体と背景の距離を取れば、写真・動画ともにボケ味を生かした撮影も十分楽しめます


スピーカー / Bluetoothコーデック
YouTubeで実際の音を確認できます
BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDAC、LHDCなどはサポートしていますが、aptX系は全て非対応です。
「CMF Phone 2 Pro」は、底面に1つのモノラルスピーカーを搭載しているだけです。「Nothing Phone (3a)」はステレオスピーカーに対応しているので、音の大きさ、音質、空間的な広がりにおいては、「Phone (3a)」が圧勝。Phone (3a)といろいろ比較する中でこのスピーカーが1番差を感じた部分です。「Phone 2 Pro」のモノラルスピーカーは、ゲームプレイ中に端末を握り込むと、スピーカーが指や手で塞がれて音がこもってしまう可能性があるため、イヤホンの使用がオススメです。
唯一残念なポイント


「Nothing Phone (3a)」は対応していましたが、マイナポータルアプリは公式にはサポートされておりませんでした。ただ、これは後々サポートされる可能性も十分にあるので、心配な方はサポート情報を確認してから購入するのもアリかも。
Watch 3 Proもくるぞ!
同時発売、CMF Watch 3 Pro






さくっとご紹介
- より大きな1.43インチAMOLEDディスプレイ(650ニト)で、前モデルよりも大きくなっています
- バッテリー容量は350mAhで、フル充電で約13日間使用可能です(前モデルは11日間)
- 130種類のスポーツモード、120種類のウォッチフェイスがあり、短い動画を設定することも可能です
- 3つのサテライトから2つを使って位置情報の測位精度が向上しており、特にビルの合間などでの精度向上
- AIを活用したアルゴリズムにより、心拍数の読み取り精度も向上
- 新機能の水分補給と立ち上がりなどの行動の促し機能が追加






【まとめ】ぱぱのひとりごと


CMF Phone 2 Pro、先代よりも薄く、軽く、そして画面は大きくなってFeliCaに対応、カメラは3眼、バンド対応も充実と”想像以上に良い、高コスパなスマホ“です。おサイフが必須の方にとっても非常に存在感のある1台だと思います。細かいところだと、マイナポータルアプリが非対応なのと、スピーカーがモノラルなのは残念ではありますが、そこが気になる方は、Nothing Phone (3a)がいいのかなと思います。
また、NothingブランドもCMFブランドも製造自体は中国ではあるものの、Nothing Technologyはイギリスに本拠地を置く会社です。CEOのカール・ペイさんもキャリアの前半は元々OnePlus(中華スマホメーカー)創業メンバーですが、国籍はスウェーデンです。中国の国家情報法などの絡みから、「中華系スマホは絶対に買わない」という層も一定数いらっしゃいますし、そういう方たちの受け皿にもなる1台だと思います。
アクセサリーの導入が一部見送られ、元々のCMFのスマホの魅力がスポイルされた感は若干ありますが、CMF Phone 2 Proにしかない魅力はやはり、スタンドをつけたり、ネックストラップを付けられる楽しみや仕上げのこだわり。
デザインもコスパも諦めたくない人にオススメの1台でした!!
それでは次の記事で会いましょう。バイバイ。


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